IP Power9202を使って電源をコントロールしてみる
2005/06/06現在作りかけです
PCのハングアップからいかにして立ち直るか
Windows XP (Professional Edition)ではリモートデスクトップが標準で利用できるようになり、遠隔地からのPC操作が簡単にできるようになったのですが、時としてハングアップしてしまうことがあります。
この場合、本当にハングアップしたのか、ネットの問題でリモートPCが見えなくなったのか、リモートPCがビジー状態で応答出来ない状況なのかと判断が分かれるところですが、周りに人がいない状況では確認することもできません。
データロストの可能性やディスク破損のリスクも重々承知の上最後の手段としてリブートを考えた時、いくつかの手段が存在します。
a.電話を利用した電源オンオフ
この方式のものはいくつか存在していて、単純なものは電話が着信(ベルが鳴る)したら電源をオン、またはオフにするものがあります。
ちょっと上級になるとプッシュトーンでリモコンのような動作をするものや、ターミナル的な動作をしてコマンドによる細かい動作をするものもあります。ネットで検索すると色々見つかるのですが、製品として売られているものは数万円しますし、自作の場合は知識を要求される部分が多く、また電話回線に勝手にものを繋ぐと不味いのでこのこの方式はあきらめました。
b.ネットワーク経由の電源オンオフ
こちらに関しては需要が多いのか、各社から様々な製品が市販されています。
一例:iBoot http://www.shoshin.co.jp/r/dataprobe/iboot/
Ethernetポートを備えた電源タップという感じのものです。
稼働しているPCにPingを打ってみて動作していなければ電源を切って入れ直すとかのリブート動作を実現していたりと機能はそこそこあるのですが、希望小売価格が68,000円と個人で利用するには高すぎます。(これでも安い方で、高いのだと20万 以上しています)
これだけ払うなら安いPCを1台用意して電源制御用に使った方が安上がりです。(制御にはUSBの汎用I/Oアダプタを使えば十分<モルフィーワンの遺産で唯一役立つのがコレだったりして>)
なお、ATX電源だと通電するだけではPCは起動しませんが、Wake on LANを使うことにより外部から起動させることが可能です。
リモートで電源を落としてから数分まって、再度電源をオンにし、Wake on LANで立ち上げようというのが狙いです。
このような方法の他に、リセットスイッチにリレーを噛ませてそのリレーをネットコントローラーを使ってオンオフするという手段も考えられますが、リセットスイッチ用のリード線を外部に引っ張り出すなど多少の加工が必要になります。
1万円程度なら即買うつもりだったのですが、高すぎて手が出せず、ならば自作するのはどうかなと事例を漁ってみたものの良い例を発見できませんでした。
秋月のキットにPICNICというPICを使ったEthernetで入出力でーたをやりとりするキットがあったな〜と思い出し、サイトを見に行ったら運良くIP Power 9202が目にとまりました。
仕様を調べてみると4回線のオンオフに対応したリレーボードもついていて、ほぼ無改造で目的とする ネット経由の電源オンオフ が実現できそうで、迷わず注文してしまいました。
コントローラ等が載ったメインボード
リレーボード(4回路)ケース類は付属しませんが、電源まで含めて4,300円とお手頃価格です。 実際に利用する際にはケース等も必要になりますが、それでも1万円以内で収まりそうです。
と考えて調達した、IP Power9202には数々の落とし穴があり
リモート電源タップの完成までには苦難の道が続いたのでした
後に続く人のために、埋めるべき穴について解説しておきます
- 目次 -
->問題だらけのIP Power9202(落とし穴を知りたい人向け)
->IP Power9202を使える状態にする(9202をすぐに使いたい人向け)
今回製作したインターネット経由のリモート電源タップが欲しいと言う人はこちらにメール下さい。(受付終了・全部で10台作りました)
秋月の在庫次第ですが、調達できれば部品代やケース代、加工費込みで1万5千円(税込み、送料別)で製作します。(今回製作したのと同じ2ケース分割、1コンセント仕様の場合)